アカハラ投稿サイトについて、いろいろと案を考えてみたので、コメントをいただきたいです!
↓この記事で紹介したアカハラ内容を投稿するWebサイトについて、サイト内容をどんなのにしようかいろいろ考えてみたんですよね。 それで、いくつかのパターンを考えてみたので、コメントをいただきたいなと思っています。 akahara-matome.hatenablog.com
1. 教員氏名を載せる形
上のサイトの内容みたいに、
教員氏名を載せる形にすると、
たぶん訴えられる可能性が高い気がしますね。
「教員から言われのない暴言をされた」とか
「理不尽な要求をされた」とか
みたいな投稿に対して、
教員側が「そんな事をしたつもりはない」
と思っていたりする場合は、
場合によっては訴えたりするかもしれないかな、と思っています。
で、訴えられた場合についてですが、
まず、名誉毀損かどうかの判定については、
投稿内容が「真実である」という証拠を提示できないと、
名誉毀損にあたる可能性があるんですよね。
そして、もし裁判所が名誉毀損にあたると判断した場合は、
裁判所はこのサイトに投稿者のIPアドレスの開示要求をする事が出来るんですよね。
この場合、私は教員側に投稿者のIPアドレスを提供する必要があります。
そして、そのIPアドレスから投稿者が誰なのか特定される可能性があるんですよね。
こういった事情から、教員氏名付きで投稿する方式は難しいんじゃないかなと思ってます。
2. 学部や学科まで載せる形
この場合でも、割と学部・学科内の人だと、教員が誰なのか特定出来る可能性があるので、難しいのかなと思ってます。
3. 大学名まで載せる形
この場合は、可能性があるかなと思っています。
ただ、例えば
「大学のハラスメント相談室に相談したが、まともに相手してくれなかった」
「所属学部の他の教員に相談したが、もみけされた」
みたいな投稿だと、
大学側が「大学のイメージを損なう」という理由で、
訴えてくる可能性もあるんですよね。
なので、(教員氏名を載せる形よりは訴えられにくいとは思いますが、)
そこそこ問題が起きやすいのかもしれないと思っています。
4. 大学名も載せない形
この場合は、加害者が特定できないので、訴えられる可能性は低いと思ってます。
一方で、投稿が直接、加害者に対する抑止力にはならなくなってしまいます。
そこで考えたのですが、
そもそものサイトの目的を、
「アカハラを抑止する事。このサイトにアカハラ内容を書かれてしまう可能性を抑止力とする。」
というものから、
「アカハラの現状を顕在化させ、周知する事。および、その結果として、アカハラに関する前向きな取り組みを促進する事。」
とするのはどうかなと思っています。
そして、投稿内容に、大学名や教員氏名など、加害者が特定できるような内容は載せないけれども、
地域(関東や東北など)
都道府県
文系・理系
学部・学科の種類(「理工学部」や「経済学部」みたいな一般的な名称のみ)
国立・公立・私立
学部・修士・博士
時期
教員の人数・性別・年齢
学生の人数・性別・年齢
のような情報を任意項目として登録できるようにする事で、
投稿内容を体系的に把握する事が出来る、
という感じがいいのかなと思ってます。
どうでしょうか??
個人的には、3か4が妥当な方式じゃないかなと思っています。
3については、
みんなの就活みたいに、名誉毀損にあたる内容だけれども、
あちらから訴えるのが手間なので、実際に訴えられる事は少ない、
みたいになるようにする方法もありそうだと思っています。
4については、訴えられる可能性、という懸念事項がなくなるので、
いろいろと楽だったりするのかなと思っています。
- こちらのブログへのコメントや、
- TwitterへのDM、
- アカハラトーク(アカハラについてのSlackワークスペース)や、
- メール(contact.akahara.matome@gmail.com)など、
どのような方法でもかまいませんので、是非、教えていただけますと助かります!