アカハラ関連サービス管理者のブログ

アカハラ投稿所・アカハラトーク・アカハラWikiなどを管理している大学院生のブログです。

アカハラ投稿所について

はじめに

アカデミックハラスメントによる被害を減らすために、アカハラ投稿所というWebサイトを作成しました。

https://akahara.com

アカハラ(セクハラ含む)に関する出来事について匿名で投稿できます。

程度を問わず、ご自身の経験や見聞きした話などがあれば、ご投稿をお願いいたします。

アカハラ投稿所で出来る事

アカハラ投稿所では、次の3つを行う事が出来ます。

1. アカハラに関する出来事についての匿名投稿

こちらのページより匿名で投稿できます。

https://akahara.com/episodes/new

投稿後に内容を編集したり、投稿を削除する事も可能です。

2. 投稿の検索

こちらのページで投稿の検索が出来ます。

https://akahara.com/search/search

キーワードや学問分野などによる絞り込み検索が可能です。

3. 投稿内容に関する統計の確認

こちらのページで投稿内容に関する統計値を確認できます。

https://akahara.com/statistics/index

現在は、学問分野やアカハラの種類に関するヒストグラムを確認できます。

アカハラ投稿所の目的

アカハラ投稿所の直接の目的は、アカハラに関する現状を周知する事です。そして、この事によって、アカハラによる被害を減らす事が、最終的な目的です。

以降は次の2つについて紹介します。

  1. アカハラに関する現状の周知についての現状
  2. アカハラに関する現状の周知により起こると期待している事

1. アカハラに関する現状の周知についての現状

アカハラに関する出来事は、ネットニュースや大学の処分発表などの形で公表されています。

しかし、このような形で公開される事例は、多くの場合、大学が加害者に対して処罰を行ったり、被害者が訴訟を起こした場合などです。

つまり、

・大学による処置が調整手続き(指導教員の変更や、単位取得のための代替措置の実施など)にとどまった場合

・大学がハラスメントだと認定しなかった場合

・報復を恐れたり、我慢した方がマシだと判断して泣き寝入りした場合

などのケースについては、基本的に公表される事がありません。

また、Twitterやブログなどで公表している方もいらっしゃいますが、その人数は、実際の被害者数と比べるとごく少数です。

このように、アカハラの現状に関する情報は、あまり公開されていません。

そこで、アカハラに関する出来事について投稿できるサイトを作成する事にしました。

2. アカハラに関する現状の周知により起こると期待している事

アカハラに関する現状が周知される事により、例えば次のような事が起こると期待しています。

(1) アカハラに関する取り組みの促進

アカハラに関する現状が周知されていけば、アカハラに関する取り組みが促進されるはずです。

例えば、次のような展開を考える事が出来ます。

  1. アカハラというものがある事を、高校生やその親が知る
  2. 高校生やその親が、アカハラを懸念するようになる
  3. 結果、アカハラ対策をしている大学の人気が上がる
  4. 大学の人気をあげようと、大学がアカハラ対策をしようとなりやすくなる

上記以外にも、アカハラに遭った方への公的な救済制度・救済機関の設立など、いろいろな展開を考える事ができるはずです。

(2) 意図しないアカハラの予防

具体的な事例が公開されている事によって、教員が、どのような行為がアカハラと言われるのか、事前に知りやすくなります。

その結果、意図しないアカハラを予防する事が出来ます。特に、昔のままの感覚で学生に接しているような教員において有効なはずです。

(3) 社会の目線が厳しくなる事によるアカハラの抑止

アカハラが周知される事により、アカハラ(に当たる行為)は咎められるべき、という感覚が社会的に醸成されれば、教員がアカハラをしにくくなるはずです。

具体的には、

アカハラをした教員に対して大学が処罰をしやすくなる

・学生からのハラスメントに関する苦情が、部局内の他の教員や、大学のハラスメント相談室に出やすくなる

など、様々な形で抑止に繋がるはずです。

(4) アカハラに遭っている・遭っていた人が、「自分がされている事は咎められるべきおかしな行為である」との裏付けを得られるようになる事

一般にアカハラと見做されるような行為に遭っていたとしても、当事者としては、

「自分が悪いからこうなっている」

「(自分がおかしくて周りが正しいと思っており、)周りにちゃんと合わせないといけない」

「つらいけれど、大学院とはこういうものだ」

などと思っている場合もあるはずです。

このような時に、具体的なアカハラの事例について知る事ができれば、

「別に自分がダメだからこうなっていた、という訳じゃないんだ」

「こういう状況はアカハラにあたるもので、当たり前の事ではないのか」

というような事が分かるかもしれません。

アカハラ投稿所の運営について

・このサイトは非営利目的で運営されています。

・宗教や怪しい勧誘などとは無関係です。

アカハラ投稿所の運営者について

私(このサイトの運営者)は、理系の大学院生(男性)です。個人活動として、このサイトを運営しています。私自身はアカハラに遭った事はありませんが、知人や友人にアカハラにあった事のある人がいます。

私は元々、いじめや虐待などに関心がありました。そして、実際に何かをするにあたって、私自身が大学院生である事から、手近にあったアカハラについて、何かしよう、と思いました。そして、その活動の一環として、アカハラ投稿所を作成して、運営しています。

⑤まとめ

アカハラ投稿所では、「アカハラに関する出来事の投稿」「投稿の検索」「投稿内容の統計の確認」が出来ます。

アカハラ投稿所の目的は、「アカハラに関する被害を減らすために、アカハラの現状を周知する事」です。

アカハラ投稿所は非営利で、大学院生によって運営されています。

おわりに

以上がアカハラ投稿所の詳細です。

ご覧くださりありがとうございました。

ご質問等ございましたら、お気軽に Twitter の DM / メールをお願いします。

Twitterアカハラ関連サービス管理者 (@akahara_matome) | Twitter(フォローせずにDM出来ます。)

メールアドレス:contact.akahara.matome@gmail.com

ご投稿のお願い

(はじめに、の繰り返しになりますが、)

こちらのページより匿名でアカハラに関する出来事を投稿できます。

https://akahara.com/episodes/new

内容の程度は問いませんし、一文だけでも大丈夫です。

アカハラの被害を減らすために、もしご自身の経験や見聞きした話などがあれば、ご投稿をお願いいたします。